特徴構造の紹介

詳細な説明

一、概要：

HXC型シリーズの有機ガス吸着・触媒浄化装置は当社が長年にわたって蓄積した排ガス管理経験により、高効率省エネ、二次汚染のない新型シリーズの開発に成功した製品である。数十社のユーザーが使用し、国内の同類製品のトップレベルに達することを確認した。

二、用途：

本浄化装置は主に塗装、印刷、電気機械、家電、製靴、プラスチック及び各種化学工場で揮発又は漏れ出した有害有機排ガスの浄化及び臭気の除去に用いられ、比較的低濃度の、直接燃焼又は触媒燃焼及び吸着回収処理を用いるべきではない有機排ガス、特に強風量の処理の場合、いずれも満足な経済効果と社会効果を得ることができる。

三、動作原理：

本装置は吸着（効率が高い）と触媒燃焼（省エネ）の2つの基本原理に基づいて設計され、双気路連続動作、1つの触媒燃焼室、2つの吸着床を交互に使用する。まず有機排ガスを活性炭で吸着し、飽和に達しそうになったら吸着を停止し、その後、熱ガス流で有機物を活性炭から脱着して活性炭を再生させる、脱着された有機物は濃縮され（濃度が数十倍に上昇）、触媒燃焼室に送られて二酸化炭素及び水蒸気として燃焼させ排出された。有機排ガスの濃度が2000 PPm以上になると、有機排ガスは触媒床で外部加熱なしに自然燃焼を維持することができる。燃焼後の排ガスの一部は大気中に放出され、大部分は吸着床に送られ、活性炭再生に使われる。これにより燃焼と吸着に必要な熱エネルギーを満たし、省エネの目的を達成することができる。再生後の次の吸着に入ることができます。脱着時、浄化操作は別の吸着床で行うことができ、連続操作にも、断続操作にも適している。

四、技術性能と特徴：

1. この設備の設計原理は先進的で、材料は独特で、性能は安定で、構造は簡便で、安全で信頼性があり、省エネで省力で、二次汚染はない。設備の敷地面積が小さく、軽量である。吸着床は引き出し式構造を採用し、装填が便利で、交換しやすい。
2. 新型の活性炭吸着材料であるハニカムブロック活性炭を用い、強風量での使用に適している。
3. 触媒燃焼室はハニカムセラミックス状を担体とする貴金属触媒を用い、抵抗が小さく、活性が高い。有機蒸気濃度が2000 PPm以上になると、自燃を維持することができる。
4. 消費電力が小さく、ベッド抵抗が小さいため、低圧ファンで動作でき、消費電力が少ないだけでなく騒音も低い。触媒燃焼時には、電気加熱起動が必要です。有機物は触媒床触媒燃焼が開始された後、その燃焼熱はその反応に必要な温度を維持するのに十分であり、この時の電気加熱は停止し、起動電気加熱時間は約1時間程度である。
5. 有機物の排気ガスを吸着する活性炭床は、触媒燃焼後の排気ガスで脱着再生を行い、脱着後のガスは触媒燃焼室に再送して浄化を行い、外部エネルギーを必要とせず、運転費用が低く、省エネ効果が顕著である.

五、性能パラメータ：